宝石は自然界と人が共同で作り上げる至高のアート作品。
世界に一つずつのアート作品としてコレクションしたり、その作品性を楽しみ続けることができます。

宝石は古代から人々の御守りとして関わってきました。
今あなたが求める願いを託し共に歩むパートナーとしてはもちろん、それぞれの宝石が持つ意味や表現はライフスタイルをより素晴らしい方向へと導いてくれるでしょう。

宝石やジュエリーという身飾り品（アクセサリー）の主役素材としても素晴らしい活用ができます。
指輪やネックレスなどファッションコーデをより豊かに楽しむものとしてはもちろん、本物の宝石をまとったジュエリーは身につけることによって、その作品性や御守り的活用においても優れた機能を提供してくれます。

ムーンストーン（月長石）は、古くから旅行者を保護する宝石として知られており、特に航海上を旅する人を守る宝石として19世紀のヨーロッパでは、主に航海士が天候予測器として使用されていました。
さらに幸運をもたらす宝石として現代においても人々の御守り宝石としてはもちろん、その優しくも洗練された煌めきは、多くのジュエリーデザイナーを虜にしています。

ダイヤモンドといえばまばゆい輝き。のイメージですが、紀元前においてはその類まれなる硬さから「強者の証」として珍重されてきました。
硬すぎるダイヤモンドは研磨できず、その美しい輝きとして人々と関わり始めたのは近代の歴史です。
硬い＝征服されない。
という意味から、揺るぎない自分自身を保つためのパートナーとして愛されてきたのです。

古代エジプトの女王クレオパトラは、エメラルドを愛した宝石として知られています。
クレオパトラはエメラルドを粉末状に砕いてアイシャドーとしても使用したと言われています。
また、クレオパトラの名を冠する鉱山を持つほどエメラルドを愛していたとも言われています。
そんなエメラルドは、その癒やされるグリーンの煌めきから古代の職人たちの目を癒す石として活用されてきたり、エメラルド特有の傷は「エメラルドと人間に傷のないものはない」という格言も生み出しました。
現代においても４大宝石の１つとして、世界中を癒し、愛されている宝石です。

宝石言葉とは、宝石に込められた意味や祈りのことです。花言葉を宝石に置き換えたようなイメージで、宝石それぞれに意味や祈りが込められています。
宝石それぞれが持つ色彩の輝きや、古代に人々が感じた神秘の力などから、ひとつひとつが異なるエネルギーを持っていて、その力が持ち主の想いや能力を増幅させて願いを叶えるサポートをしてくれるといわれています。
宝石の持つ色や輝きは、視覚的にその人の心身を導いてくれます。

「誕生石」とは各月に割り振られた、宝石のことを意味します。
誕生石の歴史は古く紀元前に遡り、古くから誕生石にはそれぞれのパワーや効果があるものとして人々に大切にされていました。
現在でも誕生石を身に着けると幸せが訪れると信じられ、人気の高い宝石となっています。
自身の誕生石はもちろん、大切な人の誕生石を贈ることは、特別な表現方法として古くから世界中で愛されてきた方法です。

星座石とは、１２星座に基づいて選ばれた守護石のことです。
星座石は、宝石の色や硬度、輝き、成分などから占星術で利用される惑星やサイン（黄道十二宮の星座）と結びつける考えに基づいています。
星座石は、占星術の発祥の地であるカルデアから生まれたと言われています。
カルデアで行われていた天体観測では、地球から太陽を見ると、太陽はその軌道を１年かけて１周すると考えられていました。

現代において宝石は、自然界と人が共作したアート作品です。
ジュエリーコレクションだけでなく、鉱物から研磨師がカッティングして生み出される宝石はどれもが１つの芸術作品。
宝石はアート作品として出会い、コレクションして鑑賞するだけで、日々の生活を豊かに導いてくれる存在。
作品的価値が高い宝石は、年々その金銭的価値においても上昇しています。